矢羽根路面標示
お疲れ様です。
北海道各所において自転車通行空間の路面標示及び標識の工事発注が増加しています。
一ヶ所あたりの直接工事費(材工)が大凡二万円。
工種によりますが、経費を掛けると約四万円になります。
高価ですね。
北海道は冬期間に除雪が入るので耐用年数は本州程長くなく、
欠損した矢羽根は美しくないです。
札幌市内中心部に去年施工した矢羽根が残っていますが、
あちこち欠けています。
施工上の懸念としては現道上の外側線上に矢羽根標示を施工しますが、
施工順が
外側線→矢羽根 なら特に問題は無いが、
矢羽根→外側線 の場合はいちいちラインマーカー施行中にオペレーターが
破線を切らなくてはならないので、施工と同時進行でラインの幅を
確認することができないので、品質不足にならないよう施工するのに
もう一人補佐が必要になってくる。
そもそもの問題として矢羽根を施工することで
逆走防止や自転車の路側通行を促す目的としているが、
逆走する人はそんな標示や標識を確認しながら従うことはしないと思う。
本気で自転車事故を防ぐなら各自転車にナンバーを義務付けて、
昨今のドラレコの普及を考慮して録画記録から罰則を行うくらいしないと
改善しないと思う。
結局違反しても当人が不利益を被らない仕組みがある以上
好き勝手に通行する輩は減らないと思う。
こんな矢羽根標示に金掛けるのは無駄でしかない。
優良な運転手の弊害になるだけ。
|